30代からの幸福の経済学
発売日
1999年11月22日
判 型
B6判変型上製
ISBN
978-4-569-60856-3

30代からの幸福の経済学
「わがまま」で豊かな生き方

著者 波頭 亮著 《評論家》
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 財政破綻で日本は超インフレの大混乱に陥る。慌てずに自分らしい本当の幸福を掴むにはどうすべきか? 成長なき時代の生き方の流儀を問う。



 日本人はお金持ちになり、時間の余裕も生まれている。また、多様な職業を選択でき、生き方の可能性も広がってきた。 しかし多くの人は「本当の幸福」を感じていない。心の底から満足して生きるにはどうすれば良いのか。 本書では、経済成長一本槍ではない「豊かさ」の形を提案する。 著者はいう「21世紀前半、財政赤字破綻で超インフレになり、日本経済は大打撃を受ける。GDPは減少するが、半分になってもスペインより豊かなので慌てることはない」。そこで生き方は、「素直に自らの内なる欲望を見出し、そこにこだわる。エゴイズムを肯定にとらえるくらいが丁度いい」という。そして、「楽が一番という幻想は崩壊している。真の幸福感は“つらさ”を乗り越えてこそ掴むことができる。また人のために尽くすことで、人は自分の存在意義を感じられる」という。 激動の世紀末、生き方の選択を迫られる30代以降のビジネスマンに贈る、等身大の幸福論。