肝心なときにいつも失敗する人たち
発売日
2000年07月13日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-61223-2

肝心なときにいつも失敗する人たち

著者 杉田峰康著 《福岡県立大学人間社会学部教授》
主な著作 『交流分析のすすめ』(日本文化科学社)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 なぜか同じ不幸をくり返す人がいる。まるで芝居の脚本に従っているように。悪循環から脱出し、人生を好転させる方法を説く人生論。



 いつも試験に失敗する人、結婚直前まではうまくいくのに、最後には破談になってしまう人、大事な場面に限って仕事上のミスを犯す人。世の中には、肝心なときに、しかも同じパターンで失敗する人がいます。これは単なる偶然でも、運が悪いのでもなく、理由があるのです。

 序章――筋書きどおりの人生?

 1章――あなたは自他肯定派? それとも……

 2章――愚かなゲームをくり返す人たち

 3章――「禁止令」につまずく人たち

 4章――肯定的ストロークで対人関係を変える

 終章――人生脚本に気づき、自分を変えるなど、本書は様々な実例を挙げて、肝心なときに失敗する人たちの深層心理を説き明かします。彼らは、子どもの頃に与えられた「禁止令」と自己イメージを、知らずになぞっており、同じような失敗をくり返さざるを得ないのです。4章と終章では、すぐに実行できるところから、その解決策を示します。自分や他人の性格、そして行動パターンを知るのに格好の本。