情の野球 知の野球
発売日
2001年03月15日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-61243-0

情の野球 知の野球
プロ野球がもっと面白くなる考え方

著者 森 祇晶著 《プロ野球監督(横浜)》
主な著作 『「一流になる」ために何をすべきか』(講談社)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 ちょっと視点を変えてみると、野球はこんなにおもしろい! 大の歴史通であり、球界一の知将と言われる著者による、ひと味違う野球論。



 これまで輝かしい戦歴を持つ森祇晶。9年間の監督生活の中で、なんとリーグ優勝8回、6度の日本一に輝いた。「勝ちすぎて面白くない」とまで評されたその手腕は、誰しも認めるところであろう。

 森はかつて巨人全盛時代の正捕手でもあった。川上監督のもと、チームの司令塔として活躍し、1965年からの9連覇に大きく貢献した。そうした豊富な優勝体験が名将・森をつくり上げたのである。

 その森が今季、横浜ベイスターズの監督に就任した。セ・リーグの中でどんな活躍をしてくれるのか、圧倒的な戦力を持つ巨人軍にどう立ち向かうのか、いやがうえにも期待はつのる。

 本書は、その森が野球人気の復活と日本球界の発展を祈って書いた本である。野球というゲームをもっと楽しむための知識、監督という仕事の実際、勝つための秘策までが余す所なく語られている。また、日本球界の不健全体質への言及も忘れてはいない。