韓国は変った、日本はどうする
発売日
2000年09月20日
判 型
B6判変型上製
ISBN
978-4-569-61250-8

韓国は変った、日本はどうする

著者 百瀬 格著 《評論家》
主な著作 『韓国が死んでも日本に追いつけない18の理由』(文芸春秋)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 日韓両国でベストセラーになった『韓国が死んでも日本に追いつけない18の理由』の著者が提言する共存共栄のためのパートナーシップ。



 金大中大統領時代、韓国の政策、人々の意識は大きく変わってきた。著者はいう「きわめて反日色の強い教育を受けた五十代、六十代の韓国人が変わったと感じる。驚くべき事だ」。

 本書では、駐在三十年で、韓国を知り尽くすビジネスマンの著者が、日韓が共栄し、東アジアの繁栄を導くためのアイデアを提案する。

 現在の韓国の雰囲気については、「冷めた目で南北首脳会談を見ていた」「弱まってきた韓国人の国家意識」「慰安婦問題は既に過去のものになっている」「米国を日本ほどに信用していない」と論じる。ではその日本はどうすべきか。「北朝鮮の資金援助に焦りは禁物」「日本語の話せる人間を大切に」「韓国との国際分業でアジアへ」「日韓共同による漁業会社の設立」「日本の介護問題を韓国の協力で乗り切れ」などの提案を行なう。

 ベストセラー『韓国が死んでも日本に追いつけない18の理由』から3年。21世紀の日韓関係へのヒント満載の書。