大人のための頭の使い方
発売日
2001年02月26日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-61471-7

大人のための頭の使い方
成功と幸運を呼び込む発想法

著者 日下公人
和田秀樹
主な著作 21世紀、世界は日本化する』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 創造性、センスはいかにすれば育つか。外国人と上手につきあう方法とは。高齢社会をどう利用するか。新旧鬼才による21世紀的発想法。



 頭がよい人はトクをし、頭が悪い人はソンをする。それが世の現実だから、誰でも頭がよくなりたいと思っている。

 不景気とリストラの圧力のなか、「不要な人間」は企業から追い出される。企業の論理としては、旧来のビジネスモデルが通用せず、新たなアイデアが常に要求される現代において、「頭の悪い人間」は要らないということなのだろう。

 「悪い頭」を「よい頭」に変えられるのか。ベストセラー『大人のための勉強法』の著者であり、精神科医の和田秀樹氏は、「一つの方法はもちろん勉強することであるが、もう一つの方法として、認知科学や精神医学の世界で急激に注目されている考え方に、認知パターンを変える――つまり、物の見方を変えるとよいという方法がある」と説明する。「柔軟な発想力を習得せよ」と言い換えてもいいだろう。

 その和田氏が、これまた柔軟な発想力で知られる日下公人氏とともに、思考の可能性を広げるヒントを読者に提供する。