自分で会社を変えてやろう!
発売日
2001年02月26日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-61515-8

自分で会社を変えてやろう!
組織を伸ばす部課長の条件

著者 武藤 貢著 《武藤技術マネジメント代表》
主な著作 『「質の経営」が製造業を変える』(日刊工業新聞社)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 一人が変わると会社が変わる! これからの課長・部長が企業の歯車でなく、経営者の分身として活き活きと仕事をするための80のヒント。



 いま「中抜き」という言葉がさかんに喧伝されている。その意味は一言でいうと、IT革命によって、中間管理職が要らなくなるということである。しかし、と著者はいう。有能な部課長がいなければ決して会社は発展しない。これからの中間管理職は「ニューミドル」として、会社の主役になるべきだと。

 では、ニューミドルとは何か。まず[1]組織の歯車の一つではなく、経営者の分身であること。[2]高い専門能力を持ち、自律的に行動すること。[3]自分で会社を動かし、自分のいた証しを残すこと。この三つを満たす人がニューミドルなのである。

 本書は、このニューミドルにふさわしい仕事のやり方をマニュアル的に紹介した本である。一見、無味乾燥で当たり前に見える事柄もあるが、実はそれが大事なのである。たとえば「会議の目的は結論を出すこと」などというのは、重要でありながら、なかなか実践できていないのでは? 自分の仕事の仕方を見直すのに最適な本。