「綺麗な家」に住もう
発売日
2001年03月15日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-61560-8

「綺麗な家」に住もう
100年住宅をつくるということ

著者 川元邦親著 《ミサワホーム株式会社常務取締役、一級建築士》
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 家余り時代を迎える21世紀の日本で、資産価値を保てる家の条件とは? 家の購入、増改築を考えている人は必読の一冊。



 21世紀、少子高齢社会の到来、経済の低成長などから、日本は「家余り時代」を迎えようとしている。このような時代に資産価値を失わない家を建てるにはどうすればいいか――これが、本書のテーマである。結論からいうと、「シンプル・イズ・ベスト」の「100年住宅」を建てることが、これからの家づくりのポイントだと語る。そして、欧米の住宅事情、日本の住宅の歴史、工業デザインの歴史、日本人の「美意識」の源泉などから複合的に分析することによって、「真の100年住宅」のあり方を導き出している。

 著者の川元邦親氏は、大手住宅メーカーであるミサワホームの常務取締役であり、ベストセラーとなった藤原智美氏の『家を建てるということ』のなかでもたびたび登場する。一流の建築家でありながら、自らを「工業デザイナー」と称するところに、うじの「誇り」が感じられる。本書には、日本の住宅産業のありようを正す願いもこめられている。