書籍

- 発売日
- 2001年09月03日
- 判 型
- A5判上製
- ISBN
- 978-4-569-61822-7
人物 中国五千年⑤
世界帝国の盛衰[隋・唐・五代十国]
著者 | 奥平 卓責任編集 《北海道情報大学教授》 |
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税込価格 | 3,080円(本体価格2,800円) |
内容 | 隋統一。それを継承した唐は華やかな世界帝国に発展するが、再び五代十国の分裂時代へ――。中国王朝史を人物で語るシリーズ第五弾。 |
後漢滅亡から三百年、大混乱の末に隋統一。継承した唐は華やかな世界帝国に発展するが、再び五代十国の分裂時代へ――。盛衰きわまりない中国王朝五千年の興亡を人物で語るシリーズ第五弾。
隋・唐に先立つ南北朝の大分裂時代は、実質的には西普の滅亡から始める。以後、漢民族の政権は江南の地に辛うじてその存立を保つにすぎず、この間、華北の各地に侵入した異民族は、部族間の対立抗争を繰り返しながら急速に専制君主国家の体制を整えてゆく。この北朝に育った強力な君主制と剛健な気風に南朝の貴族文化が合体して、世界に冠たる大唐帝国が誕生する。それはまた、異民族の血が漢族と同化して、停滞していた家族社会を新生させる過程でもあった。しかし、この世界帝国も官僚組織の退廃によって自滅の道を歩み、907年に王朝滅亡、以後、五代十国、軍閥割拠の時代を迎える。玄宗、楊貴妃、安禄山に李白、杜甫という詩人、文人たちが活躍する華麗なる時代の巻。
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