「コンプライアンス」の基本がわかる本
発売日
2002年09月02日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-62392-4

トラブルに巻き込まれないための
「コンプライアンス」の基本がわかる本

著者 浜辺陽一郎著 《弁護士》
主な著作 『図解コンプライアンス経営』(東洋経済新報社)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 不祥事を未然に防ぎ、社内にコンプライアンス(法律遵守)の意識を浸透させる方法を、みずほ、雪印など最近の事件を踏まえ解説。



 雪印、みずほ、エンロンから、最近の日本ハム問題まで、企業の不祥事が跡を絶たない。しかしその代償は、長年築き上げたブランドの喪失、果ては会社の解体と、あまりにも大きい。

 そんな中、注目が高まっている「コンプライアンス」とは、「法律遵守」と訳される。つまり、何が法に触れ、どんなリスクがあるのかを明確にすることで、トラブルを未然に防ぐという、「リーガルリスクマネジメント」の考え方である。

 本書は、企業法務の第一線で活躍する著者が、雪印やエンロンなどさまざまな事例をケーススタディとして用いながら、「コンプライアンス」の基本をわかりやすく解説する。そして、それらをどう社内に浸透させていくべきかまでを説く。脱税や談合、粉飾決算といったものから、近年注目度が高まっている知的財産権保護、海外から訴えられた場合の問題まで、幅広い問題を扱っている。

 経営者、管理職はもちろん、一般の社員も必読の一冊。