書籍
- 発売日
- 2002年11月20日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-62536-2
太平洋戦争の研究
こうすれば日本は勝っていた
著者 | ピーター・G・ツォーラス編著 左近允尚敏訳 |
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主な著作 | <訳者・好評既刊>『戦艦大和の運命』(新潮社) |
税込価格 | 2,530円(本体価格2,300円) |
内容 | 本当に日本には太平洋戦争で勝つ見込みはなかったのか? 英米の戦史研究家が取り組んだ仮想シナリオから浮かび上がる戦争の真実。 |
ミッドウェーで日本が負けたのは覆しようもない事実である。しかし、その勝利は、ある一人のアメリカ海軍士官の判断のおかげだった。彼は燃料が少なくなり引き返す時機が来たにもかかわらず日本空母部隊を探しつづけ、ついに攻撃に成功したのであった。確かに、日米戦は日本に圧倒的に不利だった。しかし、本当にシナリオは一つだけだったのだろうか? 本書は、そのような疑問に導かれたアメリカの戦史家10人が、もう一つの可能性を求めるシナリオに取り組んだ衝撃の仮説である。
もし日本がアメリカでなくソ連に進攻していたら? もし南雲中将が真珠湾に第三波攻撃を仕掛けていたら? ガダルカナルで日本は本当に勝てなかったのか? そのような設定をもとに、当時の戦力分析などもふまえて、日本が取るべきだった、あるいは取れたかも知れない選択肢を明らかにしていく。
あの戦争とはいかなるものだったのか、別の側面から光をあてる一冊である。
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