公共経営論
発売日
2003年07月18日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-63038-0

公共経営論

著者 宮脇淳著 《北海道大学教授》
税込価格 1,980円(本体価格1,800円)
内容 公的部門の経営機能を組織、人事、財務の面から整理。また、行政改革などを経済学的視点から分析。新たな官と民の関係を提唱する。



 国も地方自治体も借金がすごい。組織をスリム化し、歳出を減らす努力が、それこそ日本中の公共部門に求められている。本書は、そうした時代の要請に対して、公共部門に積極的に「経営」の視点を取り入れることを説く。「公共部門や地域に投入された資源を有効活用」し、組織や人事、財務などの観点から行政組織のガバナンスを論じている。

 また、いままでの行政組織にありがちな「たらい回し」や「慇懃無礼」「訓練された無能」といった問題をいかに解決するかの処方箋も提供している。行政改革を進めるためには、まさに行政側の行動メカニズムと意識を見直す必要があるからだ。

 そうした観点から本書は、国や地方自治体関係者はもとより、行政部門と関係のある民間企業のビジネスマン、さらには学生やNPO関係者、行政部門に関心のある地域住民にもぜひ読んでもらいたい一冊である。まさにわれわれの税金の使われ方と直結した問題を論じているのだから。