「生命(いのち)を守る家」のつくり方
発売日
2003年12月15日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-63357-2

建築のプロが教える
「生命(いのち)を守る家」のつくり方

著者 大井康弘著 《シーアールホーム代表取締役社長》
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 日本人は家をつくる際に、施工する側の言いなりになっていないか? 建てたあとで後悔しないための基礎知識を網羅した住宅の教科書。



 なぜ日本の家は寿命が短いのか。なぜ日本の家は地震に弱いのか。それは、日本特有の気候や災害に耐えられる家を建てていないからである。しかし、わが国では、ハウスメーカーや工務店が提案する「家」を疑うこともなく受け入れ、多くの人は「建ててもらう」という意識で家を買ってきたのが現状である。そして、実際に住んでみてはじめて、いろいろな不具合や住みづらさに気づくというパターンを繰り返してきたといっていい。ところが、そのときはもう遅いのである。一生の家づくりなのに、なぜ業者任せにしてしまうのか。日本人一人ひとりが住宅に関する基礎知識を身につけなければ、いつまでたっても日本の家は欧米のように何百年ももつ家にはならないと著者は訴える。本書は、住まいの基本構造から、いま流行の「高気密・高断熱」「シックハウス」「マイナスイオン」「ヤシ殻活性炭」まで、家づくりに必要な知識を網羅。家をつくる前にぜひ読んでほしい一冊。