日本人は150グラム大きい脳で考える
発売日
2005年05月11日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-64098-3

日本人は150グラム大きい脳で考える

著者 阿部聡著 《(小松)ノンフィクション作家、(阿部)医学博士》
小松成美
主な著作 <小松・主な著作>『イチロー・インタビュー』(新潮社)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 なんと、日本人の脳は西洋人より150グラム重かった! 男女の脳の比較から、記憶の不思議や脳の鍛え方までを縦横に語り合った一冊。



 頭でっかちで6頭身。手先が器用でものまね上手。阿吽の呼吸。自己主張がヘタ。多神教……これら日本人の特性は、西洋人より150グラム大きいといわれるその脳に理由があった!――この衝撃的な宣言から本対談は始まる。

 その後、2人は「脳細胞は年を取っても再生し、60歳を超えて人の判断力・理解力はピークを迎える」「忘れることは脳の優れた機能」など、さまざまな脳の不思議を語り合う。

 また、「生理中、女性の脳は男性脳に変化する」「子どもの脳は白紙の脳。きちんと叱ること、その後一緒にいることが大事」「行動パターンを変えれば脳も変わる」といった役立つ話も満載。

 阿部聡氏は日本で唯一臨床心理士の資格も持つ脳外科医。かたや小松氏はイチローや中田英寿など一流アスリートへの取材を重ねてきた名インタビュアー。この組み合わせが面白くないはずがない!

 驚き、納得、そして余韻の残る感動――本書の読後感は、間違いなくそのようになるだろう。