小さな会社の格付けアップ作戦
発売日
2005年04月20日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-64203-1

小さな会社の格付けアップ作戦
経営分析とケーススタディ

著者 内川清雄著 《公認会計士、税理士》
主な著作 『斜めに読むだけで「経営分析」がしっかりわかる本』(かんき出版)
税込価格 1,210円(本体価格1,100円)
内容 銀行が融資の判断基準にしているのが「信用格付け」。企業側がこの信用格付けをアップさせるためのノウハウを具体事例とともに解説。



 ひと頃のどん底から脱したとはいうものの、まだまだ中小企業の経営者にとっては厳しい状況が続いている。中でも、特に経営者にとって頭の痛い問題は、会社の資金繰りであろう。取引先の銀行に頼んでも、なかなか追加融資に応じてもらえない。さあ、どうする?

 実は銀行は、会社の格付けをして融資等を判断している。銀行内部には、中小企業の決算書をチェックしてランク付けする部署が存在するのである。驚くなかれ、従業員が数名規模の小さな企業も、しっかりと格付けされているのである。

 本書は、そんな中小企業が、確実に格付けをアップさせるための方法を具体的に解説したものである。まずは自社の経営分析の仕方を基本から懇切に解説。さらにそれを踏まえた上で、効果的な決算書や改善計画書の作り方を指南する。また、社員教育、後継者のPR、公的機関の利用など、いわば「奥の手」も開陳。第五章では様々な業態の実例を基に対応策を解説している。