生活習慣病、その「常識」で防げますか?
発売日
2005年08月22日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-64455-4

生活習慣病、その「常識」で防げますか?
意外に知らない健康情報のウソとホント

著者 坪野吉孝著 《東北大学教授》
主な著作 『食べ物とがん予防』(文春新書)
税込価格 1,045円(本体価格950円)
内容 β-カロテンはガン予防に効果なし?──巷間よくいわれる“健康常識”を見直し、何がホントで何が間違っているかを検証します。



 「野菜を食べれば、大腸がん予防に効果的」──それって、ほんとうでしょうか? いま、これまで“定説”とされてきた健康神話が崩れつつあります。この「野菜=大腸がん予防説」も、従来考えられてきたほどではないという研究報告が世界で相次いでいます。本書は、最新の研究をもとに、生活習慣病についての“新常識”をご紹介するものです。

 第1部では、ちまたに氾濫する健康情報を見分けるポイントを説明します。どれが信頼でき、どれが眉唾か、峻別するための基礎知識が身につきます。第2部では、いよいよ、現在もっとも信頼できる世界レベルの生活習慣病の“新常識”を解説。「大豆イソフラボンと乳がんの関係は実ははっきりしない」「喫煙は肺がんだけではなく胃がんのリスクも上昇させる」「性格とがんの関係はあまりなかった」などなど、いい加減なウワサを一掃! 根拠の薄弱な健康情報に踊らされないための、待望の健康ガイドブックです。