書籍

- 発売日
- 2005年11月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-64531-5
現代殺人論
著者 | 作田明著 《精神科医》 |
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主な著作 | 『精神医学と犯罪学』(世論時報社) |
税込価格 | 792円(本体価格720円) |
内容 | 通り魔殺人や快楽殺人など異常人格者の素顔とは。さらに、ごく普通の人がなぜ殺人犯になったのか。数々の事例で明かす「殺す側の論理」。 |
幼女誘拐殺人、強姦殺人、親殺し、子殺し、一家惨殺など、世間を震撼させる凶悪かつ猟奇的な事件。犯行の動機は何か。なぜそこまで残虐になれるのか。どうすれば防げるのか──。犯罪精神医学の専門家が、異常人格者の素顔に迫る。
とりわけ、現代特有の「快楽(性欲)殺人」「ストーカー殺人」「ひきこもり青年の殺人」などを分析。大阪池田小学校の宅間守や奈良女児殺害の小林薫、外国の快楽殺人の事例などを紹介。また、精神鑑定の現場体験から、誤認著しいメディアの報道を糺す。
さらに、精神障害、パーソナリティ障害と犯罪の関連を整理する。境界性パーソナリティ障害とストーカーや、パラノイアが引き起こしたピアノ殺人事件等々。それらの分析を通して、ごく普通の人が殺人犯になる可能性も示唆する。
著者は、昨今の凶悪事件の要因は一つではなく、様々な要素が絡み合っている「複合犯罪」であることを指摘する。現代人の歪んだ欲望の深層をえぐった書である。
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