「地震でも安心な家」に住みたい
発売日
2005年10月19日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-64539-1

そんなリフォームで大丈夫?
「地震でも安心な家」に住みたい

著者 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合著
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 どうせ家をリフォームするなら、地震に強いリフォームを! 自分の家の耐震診断の方法から、耐震改修の方法まで、プロがやさしく解説。



 悪質リフォームによる被害が後を断たない。このところ大地震が頻発していることを利用して、「地震に強いリフォームを」と声をかける手口もあるという。本書は、そんな悪質リフォームにだまされず、本当に自分の生命を守ってくれる家に改修するための手引きである。

 1995年の阪神・淡路大震災で明らかになったことは、死亡原因のほとんどが家屋の倒壊によるものだったということである(窒息死・圧死で66%、打撲・外傷などを含めると84%)。これは逆に言えば、家さえ倒れなければ何とか助かったということである。そこで、せめて家だけは倒れないようにするための準備が必要になる。

 本書の著者は、特に危険の大きい木造住宅の耐震診断と補強、およびその普及に力を入れている団体である。リフォーム業界の内情から、耐震診断の方法、耐震リフォームの施工事例まで懇切丁寧に解説している。きたるべき大地震に備え、ぜひ備えておきたい一冊である。