書籍

- 発売日
- 2006年08月16日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-65572-7
軟弱者の戦争論
憲法九条をとことん考えなおしてみました。
著者 | 由紀草一著 《批評家、高校教諭》 |
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主な著作 | 『団塊の世代とは何だったのか』(洋泉社・新書y) |
税込価格 | 792円(本体価格720円) |
内容 | 戦後日本が国是としてきた「平和主義」とは、いったい何なのか。私たち一般国民の立場から憲法改正論議の争点、戦争と平和を再考する。 |
「たぶん日本は、憲法九条を改正し、再軍備、と呼ばれることをやったほうがいいのではないでしょうか。ただ、条文そのものよりもっと問題なのは、戦後の日本人が、この憲法とともに培ってきた独特の精神、ふつう平和主義と呼ばれるものだと私は考えています。これを再検討して、できれば、乗り越えるべき時期にきたのではないでしょうか」
――「日本国憲法は戦争を禁じているから善い」⇔「善い憲法が禁じているのだから日本は戦争ができない」。戦後の日本人が陥っているこの循環論法に、あなたはなんの違和感も覚えませんか?
憲法九条をめぐる長年の論争は、否定を許さない「平和主義」の理想にからめとられ、大切なことに目をつぶっている。風雲急を告げる国際情勢下で、日本が歩むべき真の平和を模索したい。
戦場なんか行きたくないはずの「軟弱者」が、戦争に巻き込まれないために考えるべきこととは。いまこそ私たちにとっての憲法を問いなおす。
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