経済成長は、もういらない
発売日
2006年09月01日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-65576-5

経済成長は、もういらない
ゼロ成長でも幸せな国

著者 佐藤典司著 《立命館大学教授》
主な著作 『情報消費社会を勝ち抜くデザインマネジメント戦略』(NTT出版)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 モノがあふれ、成熟段階に達した日本。もはや“成長至上主義”では目指すべき道は見出せない。人々が心豊かに暮せる社会への提言の書。



 モノがあふれ、成熟段階に達した日本。もはや従来の“成長至上主義”では、われわれの進むべき道は見出せないのでは──というのが、本書の基本的な問いかけである。

 かつて、まだ日本が貧しかった時代には、「ガンバレ、ガンバレ」が復興のためには必要だった。残業してガンバル、休日出勤してガンバル──。しかし、「ガンバレ、ガンバレ」の生き方は、ひとり一人の生活に犠牲を強いる側面があった。著者は、もはや日本はそういう段階を脱したのであり、これからは個々人の暮らしをも尊重した社会に脱皮しなければならないと説く。

 そのためのキーワードとして、著者は「文化」「自然」「美」「時間」の4つを挙げる。いずれも、戦後の日本が経済成長と引き換えに打ち捨ててしまったものである。それを再び取り戻すことによってこそ、私たちの真に心豊かな生活は実現するはずと述べる。ポスト経済成長の社会パラダイムを洞察した現代人必読の書!