書籍

- 発売日
- 2006年11月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-65771-4
中国人の宗教・道教とは何か
著者 | 松本浩一著 《筑波大学教授》 |
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主な著作 | 『中国の呪術』(大修館書店) |
税込価格 | 814円(本体価格740円) |
内容 | 仙人や道士のイメージで語られる道教とは、どのような宗教か。呪術や儒教、仏教などを取り入れた多種多様な教義の全体を平易に解説する。 |
永生不死である仙人への道を説いた道教。その歴史は二千年におよび、漢民族の体質に深く染み込んでいる。風水、易学、占術、漢方医学など、多彩な秘術をもつ道教とは何か。
気功として知られる健康法も、元々は仙人になるための修行法だったという。その不思議なパワーはどこから来るのか。
道教には教祖がいるわけではない。中国古来の自然宗教であり、時代とともに仏教や儒教と混合していった。まさに、日本人にとっての神道と同じような存在であろう。
その道教は、日本人の宗教、習俗にも多大な影響を与えている。陰陽道や修験道をはじめ、庚申信仰、中元……。さらに、道教を知ることで、『三国志演義』『西遊記』『封神演義』などの中国文学の理解もいっそう深まる。台湾や香港をはじめ中国への旅を楽しむためにも、ぜひ知っておきたい知識が満載されている。仏教や儒教に比べ、これまで語られることが少なかった道教の全体像をひもといた入門書である。
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