書籍

- 発売日
- 2004年10月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66273-2
班超(はんちょう)
「西域攻略」に夢をかけた後漢の勇将
著者 | 太佐順著 《作家》 |
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主な著作 | 『本土決戦の真実』(学研M文庫) |
税込価格 | 607円(本体価格552円) |
内容 | 「虎穴に入らずんば虎児を得ず」を旗印に、僅か36人を率いて数百の敵を撃破した班超。西域攻略に命を懸けた男の生涯を描く長編小説。 |
中国は後漢の時代。対匈奴戦でその能力を評価された班超は、西域諸国への親善使者に抜擢され、ゼンゼン国に向かった。訪問当初こそ美酒・美食に加え、妖艶の舞姫が出てくるほどの歓待ぶりだったが、日が経つにつれ、次第に対応が悪くなってきた。おかしいと思った班超は、よもやと思って様子を調べさせる。すると、匈奴も親善の使者を派遣していたのだった。
危険を察した班超は、なんとか脱出する方法はないかと考える。しかし味方は36人。これではとても150人もの敵に抗することはできない。そこで班超は、夜襲をかけることを決意する。怖がる部下たちを叱咤激励すべく、昔、父に言われた言葉を怒声のごとく発した。「虎穴に入らずんば虎児を得ず!」。そして見事数倍もの敵を撃破した班超たちは、以後30年の間シルクロードを疾駆し続けるのだった。
西域攻略に命をかけ、50余りの国を後漢に従わせた男の壮大な人生を描く長編小説。
文庫書き下ろし。
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