書籍

- 発売日
- 2005年01月05日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66322-7
乃木希典(まれすけ)
「廉潔・有情」に生きた最後の武人
著者 | 松田十刻著 《作家》 |
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主な著作 | 『東条英機』、『沖田総司』(PHP研究所) |
税込価格 | 755円(本体価格686円) |
内容 | 日露戦争で難攻不落の旅順要塞を攻略した将軍・乃木希典。戦前は「軍神」、戦後は「愚将」と評価の分れた男の真実の姿に迫る長編小説。 |
いまから100年前、激戦が繰り広げられた日露戦争で、「難攻不落」といわれた旅順要塞を陥落させた将軍・乃木希典。「最後の武人(もののふ)」ともいうべき彼の生き様と、明治天皇への殉死というその最期が、いまも多くの人の心を動かすのは何故か?
明治10年(1877)の西南戦争では、官軍に属して最前線で戦ったものの、天皇から授けられた軍旗を西郷軍に奪われるという“大失態”を演じてしまった若き日の乃木は、そのことを生涯ずっと心に背負いながら、戦いのなかに我が身を投じ続ける。日清、日露両戦役でも、つねに最前線で危険に身を晒すその姿は、まるで「死処」を求めているかのようであった……。
普段から軍服を身にまとい、質素な生活に甘んじて自分に厳しくする一方で、部下からは慈父のように慕われていた乃木。戦前は「軍神」として崇められながら、戦後は「凡将」との評価が世に流布した彼の、人間としての真実の姿に迫った評伝小説。
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