戦国武将の意外な関係
発売日
2010年03月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67406-3

戦国武将の意外な関係
たとえば、真田幸村と本多忠勝は親戚だった!?

著者 加賀康之
主な著作 「戦国合戦」意外・驚きエピソード』(PHP研究所)
税込価格 734円(本体価格667円)
内容 「真田幸村と本多忠勝の縁戚関係」「武田信玄と伊達政宗をつなぐ恩師」など、戦国乱世を読み解く上で役に立つ意外なつながりを紹介する!



 権謀術数の渦巻く戦国乱世――武将たちは、野望達成や保身をかけて複雑な人間模様を繰り広げ、様々な繋がりを築いていった。

 本書では、一般には知られていない縁戚関係をはじめ、君臣の交わり、ライバル同士の絆、親子数代にわたる奇縁まで、34の「意外な関係」を厳選して紹介。

 たとえば、戦国武将の中でも特に人気が高い武田信玄と伊達政宗の二人は生きた時代が違い、出会ったこともないが、“恩師”を介して不思議な縁があった。

 また、犬猿の仲で知られる豊臣秀吉の家臣・福島正則と石田三成の二人だが、子孫の代に意外にも縁戚関係を結ぶことになる。

 近年の「戦国ブーム」にともない戦国関連の本がこれまで以上に巷に溢れているが、武将同士の“繋がり”を中心に解説したものはあまり見受けられない。本書は、戦国マニアは「なるほど!」と頷きながら、初心者は「まさか!?」と驚きながら楽しめる、ユニークな歴史読み物である。

 文庫書き下ろし。