書籍

- 発売日
- 2010年09月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-67536-7
龍馬を超えた男 小松帯刀
著者 | 原口泉著 《鹿児島大学教授》 |
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主な著作 | 『龍馬が惚れた女たち』(幻冬舎) |
税込価格 | 628円(本体価格571円) |
内容 | 帯刀なくして、龍馬、西郷、大久保の活躍はなかった。薩摩藩の敏腕家老の知られざる生涯に光をあてた話題作。幕末維新の見方が変わる! |
幕末維新を彩る主役は、龍馬、西郷、大久保、高杉たちだけではない。もう一人、この男がいなければ、薩長同盟も大政奉還も実現しなかった、といわれる人物がいた。薩摩藩家老・小松帯刀(たてわき)である。龍馬を支援する一方で、朝廷や将軍・慶喜からの信頼も厚かった名宰相。その知られざる生涯を、数々の逸話と史料で明らかにした話題作である。天保六年(一八三五)生まれの同年齢であった龍馬と帯刀は、神戸にあった勝海舟の海軍塾で初めて出会う。以後、後に海援隊となる亀山社中を作ったのも、大政奉還のために将軍・慶喜を説得したのも帯刀だったという史実は、ほとんど知られていない。しかし、坂本龍馬も、明治十六年、坂崎紫瀾が『汗血千里駒』を発表するまでは、まったく無名の人であった、と著者は言う。実は、この本の中でも小松は龍馬の知己として何度も登場するのだ。〇八年大河ドラマ「篤姫」の准主役ともなった小松帯刀の真摯な生き方が、文庫版でよみがえる!
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