寄場(よせば)の仇(かたき)
発売日
2012年01月13日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67783-5

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寄場(よせば)の仇(かたき)
二本十手捕物控

著者 早見俊著 《作家》
主な著作 <好評シリーズ>「居眠り同心 影御用」シリーズ(二見時代小説文庫)
税込価格 713円(本体価格648円)
内容 岡っ引修業に励む寄場帰りの男が、幾度も挫折を味わいながら、事件を通して人情の機微に触れ、成長していく……。書き下ろし時代小説。



 喧嘩が滅法強く、無頼な生活を送っていた美代次は、二本の十手を操る岡っ引の寅蔵と立ち回りを演じたが、まるで歯が立たず、石川島の人足寄場に送られた。

 それから一年近くが経ち、身元引受人として寅蔵の父・龍蔵が人足寄場に現われる。出所した美代次は、寅蔵の死を聞かされた。心ならずも、十手持ちとしての修業を始めた美代次だったが……。

 寅蔵の死の謎と人足寄場の不正疑惑に、見習い岡っ引の美代次が挑む。

 文庫書き下ろし。