書籍
- 発売日
- 2008年03月17日
- 判 型
- B6判変型上製
- ISBN
- 978-4-569-69735-2
ルトゥカのノート
ナチスの犠牲になった14歳の少女の手記
著者 | ルトゥカ・ラスケル著 尾原美保訳 |
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税込価格 | 1,320円(本体価格1,200円) |
内容 | ポーランド版『アンネの日記』と言える歴史的作品! 63年の時を経て初公開された、ホロコーストの記録。命の輝きと絶望がここにある。 |
ポーランド版『アンネの日記』と呼ばれるこの作品は、ホロコーストの貴重な史料であるとともに、異常な環境下に青春時代を過ごした少女の日常の記録でもある。1943年、ユダヤ人少女ルトゥカは、その目で見たナチスの残虐行為や、様々な出来事をノートに記した。託された友人が個人的に保管していたが、昨年公開され世界中で話題になっている。
「こんなひどい状況であっても、私は生きたい。明日を待っているのです」
「神様に祈りましょう。もし本当に神がいるならば、だけど。少しだけは信じていたけれど、もうその気持ちはなくなってしまいました」
死の恐怖や魂の叫びとも言える言葉もあれば、友人とのケンカや恋心、性の目覚めなど、14歳の少女らしい日常や正直な心情も綴られている。冒頭にはノートの実物や家族の写真と、ルトゥカの異母妹・ザハバ氏による、ノートが公開に至るまでのエピソードを書いたエッセイを収録。
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