魔法の国からの贈りもの
「ディズニー」とともに歩いた人生

　誰もが魅了される東京ディズニーランド。その運営会社オリエンタルランド元副社長がはじめて明かす涙と感動の秘話。テーマパークという新しい文化を日本に根づかせた仕掛人がその仕事を通じて得たかけがえのないものとは何だったのか――。著者は言います。フリーターやニートあるいは非正社員の増加が社会問題化し、働きたくても働く場所を得られない若者が増える一方で、働くことや会社に属することを拒否して生きることを選ぶ人も増えている。しかしどんなに労働観が変化しようとも、人間が仕事を通じて成長することに変わりはないはずだと。そして仕事をとことん一生懸命やって不幸になった人はいないはずだと。東京ディズニーランドの総指揮に人生の大半を賭けた著者ならではの「人生論」に、ゲストからの感動と涙の手紙、また事業成功の秘訣がちりばめられたのが本書です。ディズニーから著者がもらった贈りものが本書により読者の心にも届くことでしょう。