これからの優良企業
発売日
2008年06月18日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-69972-1

これからの優良企業
エクセレント・カンパニーからグッド・カンパニーへ

著者 安井孝之著 《朝日新聞社編集委員》
主な著作 『甦れ! 日本企業(共著)』(東洋経済新報社)
税込価格 880円(本体価格800円)
内容 M&Aは一般化し、CSRも叫ばれている。日本企業がいかに時代と向き合っているかを取材し、グッドカンパニーへの道を探る。



 企業の不祥事が続いている。その中には、「会社の常識は社会の非常識」が当たり前だった時代には黙認されていたようなものもある。社会の見る目が厳しくなっているのだ。

 しかも、世界的なマネーの動きが飛躍的に活発になり、スティール・パートナーズなどの企業が虎視眈々と買収を狙っている。経営不振で株価が下がれば、いつでもターゲットにされる可能性がある。

 本書では、数々の企業買収を成功させている日本電産、経営統合に成功したJFEやKDDI、ほとんどが社外取締役の企業統治を行なうソニーと社内取締役ばかりのトヨタ自動車、CSRに努めるコスモ石油などなど、多くの企業の奮闘する姿を取材し、これからの時代の優良企業とは何かを考える。

 高収益のエクセレント・カンパニーであることは、株式会社として必須の条件だ。さらに、従業員や地域住民などの幅広いステークホルダーに支持されるグッド・カンパニーになるためには?