書籍

- 発売日
- 2009年03月06日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-70629-0
男女同権は女性を幸福にしない
「女女格差」「少子化」を助長しているのは誰か
著者 | 山下悦子著 《「ラ・フェミニテ」主宰、評論家、女性史研究家》 |
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主な著作 | 『女を幸せにしない「男女共同参画社会」』(洋泉社新書y) |
税込価格 | 1,045円(本体価格950円) |
内容 | 「男女共同参画社会」=「一億総働きバチ社会」の下では、女性は安心して子供を産めません! 老若男女が真に共生できる社会への提言。 |
現在、家族、学校、職場、社会の様々な場所で繰り広げられる男女の関係は大きく変化し、いろいろな歪みや矛盾が目立ち始めている。「働く女性」にエールを送り、ありとあらゆる法律で保護されてきたにもかかわらず、男女格差は温存されたまま、女女格差は広がり、非正規雇用は増え、若い世代では結婚すらできにくくなり、子供も産み育てにくい世の中となっている。
人々は「少子化」を軽く見ているが、いろいろな意味で社会に大きなマイナスの影響を及ぼすことを自覚するべきだろう。男女同権を掲げ、労働市場に参画していくことに重きを置く男女共同参画ではなく、次世代への責任として老若男女共生社会をめざす、そのための少子化対策、家族政策、介護政策を急ぐべきだと思う。男性よりも他社への「共感」能力に優れているという「女の脳」がもっと活かされる社会になれば、女性はもちろん、すべての人たちが幸せになれるのではないだろうか。(本文より抜粋)
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