書籍
- 発売日
- 2010年05月28日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-70734-1
人民元が基軸通貨になる日
| 著者 | 田村秀男著 《ジャーナリスト》 |
|---|---|
| 主な著作 | 『「待ったなし!」日本経済』(李白社) |
| 税込価格 | 1,320円(本体価格1,200円) |
| 内容 | 世界同時不況以降、さらに複雑化する為替を知ることなくして、経済を理解することはできない。グローバル通貨戦争の実態が明らかに。 |
中国はいま、東南アジアを中心に「人民元通貨圏」の実現に向けて着実に手を打っている。自国の通貨をできるだけ多く流通させることで、国内経済は「デフレ」にならず、海外では圧倒的なプレゼンスを握ることができる。人民元の台頭は、たんなる為替現象ではない。中国の国家的意思の表明である。ひるがえって、日本では「円高がよいか」「円安がよいか」という議論が行われている。しかし、通貨というものを考えるにあたって、もっとも大事な点は「量」である。円の量を増やすと「円安」で力を落としてしまうという考えは、反対に日本の存在をますます希薄にしているだけなのだ。日本経済が抱える最大の問題である「デフレ」もまた、通貨の増加、すなわちインフレ・ターゲット政策を行なうことによって、はじめて脱却することができる。人民元とドル、ユーロ、円の攻防戦をあますところなく考察し、これからのグローバル経済を生きる指針を指し示す一冊である。
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