不動産のプロから見た日本経済の活路
発売日
2009年04月30日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-70740-2

不動産のプロから見た日本経済の活路
「ポスト成長経済社会」を豊かに生きる方法

著者 長嶋修著 《不動産コンサルタント、さくら事務所取締役会長》
主な著作 『絶対に後悔しない一戸建て選び』『失敗しないマンション選び』(以上日本実業出版社)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 世界的な金融不安、聞こえ始めたドル崩壊の足音……経済のあり方が根本的に問われるいま、どう生きるのが真の幸せへの道なのか?



 資本主義が行き詰まり、経済のあり方が根本的に問われている今、私たちは何を拠り所に生活を考えていけばいいのか。

 本書は、10年前に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社「さくら事務所」を立ち上げ、住宅購入や投資、資産管理の有効な方法を、つねに購入者の立場から考えてきた著者が、不動産を通して見えてきたこれからの日本経済のあり方と、人を幸せにするお金・不動産とのつきあい方を提案する。

 多くの日本人は、自分の人生をかけて全資産をマイホームにつぎ込んできた。ところが、そんな新築住宅も、あたかも「耐久消費財」のように、25年でほぼ価値がゼロになってしまうという理不尽な現実がある。「土地神話」が崩壊した今、土地から建物へ価値の軸足を移し、「資産価値のある住宅」の市場を創造していくことで、日本経済には活路が見える。住宅が資産性を持つことで、生活に安心感が生まれる。人を幸せにし、国を豊かにするための提言と対策。