自分のアタマで「深く考える」技術
発売日
2014年04月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76166-4

自分のアタマで「深く考える」技術

著者 小川仁志著 《哲学者》
主な著作 超訳「哲学用語」事典』、『7日間で突然頭がよくなる本』(PHP研究所)
税込価格 616円(本体価格560円)
内容 「絶対的な正解なき不透明な時代」を明るく生き抜くための思考ノウハウを、人気哲学者が伝授。自分の頭で深く考えるためのヒント。 



 「考えが浅い。もっとよく考えて」などと言われたことがある人は少なくないはず。ただ、物事を深く考えるための具体的な方法を教わったことはないのでは?

 本書では「考えることのプロ」である哲学者が、自ら使っている思考術を大公開。

 ◎物事を「流れ」の中でとらえる ◎「抽象化」して本質をうかびあがらせる ◎「四つの先入観」に注意する ◎「連続性」と「断絶」に注目する ◎帰納法と演繹法を同時に使う ◎「弁証法」で矛盾を乗り越える ◎「無知の知」を常に意識するなど、頭が劇的によくなる実践的ヒント満載!

 『「哲学頭」の仕事術』を再編集。

 「かくいう私も、哲学を学ぶまでは、それほどアタマを使うほうではありませんでした。受験勉強の弊害で、アタマを使うイコール暗記をすることだと思っていたくらいですから。最初に勤めた商社でも、その次に勤めた市役所でも、上司からよく『自分のアタマで考えろ』と叱られたものです。それが物事の本質を探究する学問である哲学を学び始めてからは、ガラッと変わりました」(本書「はじめに」より抜粋)