「日本史」の終わり
発売日
2015年03月02日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76250-0

「日本史」の終わり
変わる世界、変われない日本人

著者 池田信夫
與那覇潤
主な著作 <與那覇・主な著作>『中国化する日本』(文藝春秋)
税込価格 814円(本体価格740円)
内容 日本を代表する経済ブロガーと『中国化する日本』で脚光を浴びた気鋭の歴史学者が一騎打ち! “日本停滞”の本当の理由が今明らかに。



 かつて世界有数の経済大国だった日本は、なぜ“グローバル化”の進展とともに“停滞”してしまったのか? 現代の「決められない政治」「変われない企業」の原因は一体どこにあるのか?

 本書は、日本を代表する経済ブロガーと『中国化する日本』で脚光を浴びた気鋭の歴史学者が、「西洋化」「中国化」「江戸化」の3つの視点から縦横無尽に語り合い、日本の歴史を大胆に捉え直す。

 「明治維新後、貪欲に西欧化・近代化を図り、わが国は世界に類を見ない高度成長を遂げた」という通説は“幻想”であり、実は日本が未だに江戸時代から進歩していない、というのが二人の共通認識――。

 「グローバル化しやすい中国人、しにくい日本人」「西洋近代はなぜ生まれたのか」「全員が拒否権を持つ日本」「高度成長は奇跡ではなかった」「『長い江戸時代』の終わり」など、従来の「日本史・日本人論」を覆す一冊。

 変わる世界で、変われない日本人への処方箋が明らかに!