未来記の番人
発売日
2015年01月08日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76296-8

未来記の番人

著者 築山桂著 《作家》
主な著作 『禁書売り』『夏しぐれ』『遠き祈り』(以上双葉文庫)
税込価格 1,012円(本体価格920円)
内容 聖徳太子の予言の書を入手せよ。密命を帯びた忍びと寺宝を守る異能者、公儀隠密、豪商らの息詰まる闘いを描く痛快時代エンタテインメント。



 天下を揺るがす書として封印されてきた、聖徳太子の予言の書『未来記』。その書が納められている大坂の古刹・四天王寺には、“番人”がいた。将軍・家光の影で暗躍する怪僧・天海から、幻の書を奪取せよとの密命を帯びた“千里眼”の異能を持つ忍び・千里丸は、不思議な能力を持つ少女と出逢い、自分の生き方に疑問を持ち始める。秘宝をめぐる、異能者たちに公儀隠密、南蛮絞りの秘術を操る豪商も絡んだ壮絶な闘い。そして、『未来記』の正体とは? 戦国の余燼さめやらぬ寛永年間の大坂を舞台に、恋あり、涙あり、固い絆で結ばれた友情あり、裏切りありの痛快時代エンタテイメント!

 文庫書き下ろし。