消えた大関
発売日
2015年05月08日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76376-7

消えた大関

著者 須藤靖貴著 《小説家》
主な著作 『どまんなか』(講談社文庫)
税込価格 748円(本体価格680円)
内容 横綱昇進目前に失踪し、マスコミに支度部屋の“事実”を明かした外国人大関が、何者かに狙撃された!? 角界の闇に迫る衝撃のミステリー。



 外国人大関・荒把米は、独自の稽古で鍛え上げた強靭な身体で、土俵上に旋風を巻き起こしていた。ところ横綱昇進が確実視される中、格下相手にまさかの連敗。先場所からの不可解な取組結果に、支度部屋が関係することに気づいた大関は、本場所中にもかかわらず失踪する。やがてマスコミの前に現れた大関は“事実”を明らかにするが、何者かに狙撃され――。角界の闇に迫る衝撃のミステリ。

 『大関の消えた夏』を改題