感じる力 瞑想で人は変われる
発売日
2010年06月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-77997-3

感じる力 瞑想で人は変われる

著者 吉田脩二著 《精神科医、画家》
主な著作 『思春期・こころの病』(高文研)
税込価格 792円(本体価格720円)
内容 「瞑想とは何か? なぜ瞑想をすると心が安らぐのか?」この疑問に、脳科学、精神医学などを駆使し、果敢に挑む。悩める現代人必読の書。



 うつ病と自殺者が増加するストレス社会。我々はストレスとどう付き合えばよいのか。マクロビオティックといった健康食品、ジョギングやジムでのエクササイズ、ハリウッドから火が点いたヨーガがいまブームだという。これらの流行は、偶然ではない。生きることに疲れた現代人が「自由に生きること」「自然回帰」を求めた結果なのだ。

 この流れの行き着く先は瞑想である。「身体」をコントロールすることで「心」を静める瞑想。これこそが、脳を酷使することを重視し、「感じること」を軽視してきた現代人への処方箋となる。

 本書は、「脳科学」「思考と言語」「感覚と感性」「農耕民と狩猟採集民」といった様々な観点から瞑想を分析した実践の書である。