絶滅の大研究
発売日
2011年11月18日
判 型
A4判変型上製
ISBN
978-4-569-78191-4

恐竜はなぜ滅んだの?
絶滅の大研究
過去の大量絶滅から現在の危機まで

著者 磯崎行雄監修 《(磯崎)東大大学院教授、(丸岡)筑波大学准教授、(上松)筑波大学准教授》
丸岡照幸
上松佐知子
主な著作 <丸岡・好評既刊>『96%の大絶滅』(技術評論社)
税込価格 3,080円(本体価格2,800円)
内容 地球で繰り返されてきた生物の絶滅を、リアルなイラストなどを交えて紹介する。地球環境と生物との関係を考えるきっかけになる本。



 これまでの地球の歴史の中では、5つの大量絶滅――オルドビ紀-シルル紀境界、デボン紀後期、ペルム紀-三畳紀境界、三畳紀-ジュラ紀境界、白亜紀-古第三期境界――がありました。

 本書では、まず、これらの5つの大量絶滅の前後にどのような生き物がいたのかを紹介し、次に、そうした生き物が絶滅した原因は何かを探り、最後に、人類と絶滅との関わりについて解説しています。

 構成は次の通りです。<第1章>大昔におこった大量絶滅(絶滅をくりかえす生物たち、絶滅を教えてくれる化石、原生代末の絶滅、5つの大量絶滅、絶滅を生きのびた生物)、<第2章>さまざまな大量絶滅の原因(地球外天体の衝突、スーパープルーム、超新星爆発、スノーボール・アース)、<第3章>わたしたち人類と絶滅(大昔に生きていた人類、今おこりつつある大量絶滅!?、人類による絶滅の原因、絶滅があたえる影響)

 生物多様性や環境問題について考えるヒントになる1冊です。