保存食の大研究
発売日
2018年11月16日
判 型
A4判変型上製
ISBN
978-4-569-78822-7

保存食の大研究
長もちする食べもののひみつをさぐろう

著者 小清水正美監修 《元神奈川県農業総合研究所員》
中居惠子著
主な著作 『保存食の絵本』(農山漁村文化協会)
税込価格 3,300円(本体価格3,000円)
内容 飢えからのがれるために、古くから考え出されてきた保存食。その歴史や保存の基本原理と、最新の保存技術をわかりやすく紹介。 



 乾物、干物、漬物、薫製、発酵食品豆……。身近にあるこうした食品はなぜ、くさらず長もちするのでしょうか? 人は昔から、食べ物が少ない季節をしのぐために、食べ物を保存する工夫をしてきました。フリーズドライなど最新の保存食技術も紹介しながら、保存食のひみつにせまります。

 [第1章]保存食の歴史…保存食って何だろう?/基本的な保存食のつくり方(1:乾燥させる、2:漬ける、3:いぶす・発酵させる)/日本の保存食MAP/日本の保存食の特徴とできた背景/世界の保存食MAP/保存食と大航海時代/保存食をつくってみよう(1:干しいも、2:イチゴジャム) [第2章]進化する保存食…保存食の大革命(1:香辛料と戦争、2:冷蔵と冷凍の技術)/さまざまな現代の保存技術(1:進化する乾燥技術、2:進化する保存容器)/食品工場に行ってみよう(シーチキンができるまで) [第3章]保存食技術の利用…非常食/レーション(糧食)/介護食/宇宙食