書籍

- 発売日
- 2011年02月09日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-79359-7
思い出をなくした男
著者 | 鏑木蓮著 《作家》 |
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主な著作 | 『東京ダモイ』『屈折光』『エクステンド』(以上講談社) |
税込価格 | 2,090円(本体価格1,900円) |
内容 | 思い出は人を幸せにも不幸にもする――。記憶喪失の男の身許を探る表題作他、思い出探偵社をめぐる4篇を収録したハートフルミステリ。 |
犯人を追うのではなく、思い出を追う。犯罪の謎を解くのではなく、人生の謎を解きほぐす。それが「思い出探偵社」の仕事――。
元刑事の実相浩二郎が、依頼人のわずかな手掛かりから思い出を探し出す「思い出探偵社」を、京都で始めてから7年が経つ。創設以来厳しい経営が続いていたが、1年前から主任探偵の一ノ瀬由美がテレビの人生相談に出演するようになって、依頼が徐々に増えてきていた。ところが、平井真という新人がメンバーに加わったことで、「思い出探偵社」に波紋が……。
遊園地に残された写真の少年を探す「雨の日の来園者」、行方をくらました斬られ役を連れ戻すべく、浩二郎が会津へ向かう「大芝居を打つ男」、喫茶店店主の初恋の人を探し出す「歌声の向こう側に」、由美の人生相談にもちこまれた記憶喪失の男の過去をたどる表題作「思い出をなくした男」の4編を収録した連作短編集。
乱歩賞作家が紡ぎ出す、せつなくて懐かしいハートフルストーリー。
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