ラッセル先生が「幸せになる哲学」を教えてくれた
発売日
2010年11月26日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-79469-3

ラッセル先生が「幸せになる哲学」を教えてくれた

著者 ティム・フィリップス著 《ジャーナリスト》
宮原育子
主な著作 君主論の教え』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 20世紀を代表する思想家にしてノーベル賞作家でもあるバートランド・ラッセル。その『幸福論』が教えてくれる人生を最高に楽しむ方法。



 20世紀を代表する論理学者、数学者、哲学者であり、ノーベル文学賞を授与された偉大な思想家バートランド・ラッセル。生涯に2度の投獄と4度の結婚を経験し、一時は自殺さえ考えたこともあるというラッセルは、それでも決して絶望することなく、充実した生涯をまっとうした。まさに自由と幸福を満喫した人生だったと言えよう。

 そんなラッセルの主張は「幸福とは勝ち取るもの!」。決して待っていてもやってこないし、誰かがくれるものでもない。誰もが理性を働かせて努力すれば幸福になれる、そのための処方箋が1930年に発表した『幸福論』であった。

 本書はラッセルの『幸福論』のエッセンスをわかりやすく解説するとともに、現代にどう活かすかをアドバイスするもの。「自分の頭で考える」「退屈の効用」「幸運を当てにしない」「生命の流れに加わる」など、最高の知性が考え抜き、かつ実践した哲学がここにある。悩める現代人必読の一冊である。