認知症の正体
発売日
2011年05月20日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-79712-0

認知症の正体
診断・治療・予防の最前線

著者 飯島裕一著 《(飯島)信濃毎日新聞編集委員、(佐古)信濃毎日新聞記者》
佐古泰司
主な著作 『疲労とつきあう』(岩波新書)
税込価格 1,034円(本体価格940円)
内容 認知症の正体はどこまでわかったか。はたして予防できるのか。その診断から介護・治療・薬まで、最前線の話題をやさしく紹介する。



 認知症と紛らわしい別の疾患とは? 治る認知症を見逃すな! 薬の飲みすぎが認知症に似た症状を起こすことも。認知症はここまで分かった!

 認知症は高齢になると発症しないか心配になる病気ですが、予防するための食事・運動法から早期発見法、診断・治療まで、日本各地の臨床医、医学研究者、福祉従事者に新聞記者が広く取材し、ホットで役立つ情報をかみくだいた形で提供します。

 新聞協会賞、日本ジャーナリスト会議・JCJ賞、ファイザー医学記事賞の大賞、日本認知症ケア学会・読売認知症ケア賞特別賞を受賞、絶賛された新聞連載の医療編をまとめたものです。カラーのイラストや写真や説明図版をそのまま再現、アルツハイマー病や最近注目されているレビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、若年性認知症などを分かりやすく解説します。さらに新しい治療薬やワクチン、症状を抑える漢方薬、原因タンパクを分解する酵素の話題にまで目配りされています。自分や家族が直面したときどう向き合うか、とても役立つ1冊です。