書籍

- 発売日
- 2011年10月14日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-79864-6
世界経済は通貨が動かす
著者 | 行天豊雄編著 《元財務官、経済学者、国際通貨研究所理事長》 |
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主な著作 | 『富の興亡―円とドルの歴史』(東洋経済新報社) |
税込価格 | 1,980円(本体価格1,800円) |
内容 | 世界経済はマネーを軸に回っている。国を破綻させ、国を統合し、バブルを助長してきたマネー。これからの世界経済をどう変えるのか? |
日本を襲う超円高、ユーロ金融市場の激震、米ドル信認崩壊など、日本そして世界は同時多発の金融危機に直面している。
本書は、国際金融における権威である行天豊雄と彼が理事長を務めるシンクタンク「国際通貨研究所」に在籍するエコノミストたちが、これら危機の底流にある歴史のダイナミズムを解き明かすと同時に、冷静な目で将来を展望したタイムリーな一冊である。
いま起きている通貨や国際金融の問題は、専門的な部分も多く、金融の専門家でさえ難解なテーマである。本書は、これらの問題について過去発生した事例をもとに冷静かつ丁寧に解説しており、経済や国際金融の専門家はもちろんのこと、経営者やビジネスマンにとって国際金融を理解する上で必読の書である。
【目次】
序章 パワー・シフトで変貌する国際金融の世界
第1章 激動する国際金融環境と日本の選択──デフレ、財政赤字、円高とその対策
第2章 二十一世紀型のアジア通貨危機と人民元の台頭
第3章 米国に始まった「百年に一度」の世界金融危機
第4章 ユーロ誕生と直面する試練
第5章 中南米債務危機の教訓
第6章 戦後の国際通貨制度の変遷と二十一世紀の展望──米ドル基軸通貨体制に代わるものが登場するか?
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