利己的遺伝子から見た人間
発売日
2012年03月16日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-80052-3

利己的遺伝子から見た人間
愉快な進化論の授業

著者 小林朋道著 《鳥取環境大学教授》
主な著作 『先生、シマリスがヘビの頭をかじっています』(築地書館)
税込価格 880円(本体価格800円)
内容 なぜ「つわり」があるのか。なぜ子どもは野菜嫌いなのか。幸せを感じるときとはどういう時? 遺伝子の戦略を利用して幸せになる方法。



 「進化論」でこそ読み解ける人間の行動と心

 ◆妊娠した女性の「つわり」

 ◆子どもが野菜嫌いになる

 ◆「幸せ」感は長続きしない

 ◆相手に腹を立てたときに唾を吐く

 ◆子宮を貸した代理母が子どもに会いたくなること

 「生き物は、遺伝子が自らのコピーを増やすためにつくった乗り物である」という衝撃的見方を提示した、ドーキンスの名著『利己的な遺伝子』。その後にわかってきた遺伝子の振る舞いと動物行動をめぐる最新の成果を丁寧に紹介しながら、利己的遺伝子説から人間の行動や心のあり様がどのように読み解けるか、楽しく語りかける。読めば「目からうろこ」、人間の見方が180度、変わります。