書籍

- 発売日
- 2012年03月19日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-80331-9
「ビジネス書」と日本人
著者 | 川上恒雄著 《PHP研究所経営理念研究本部主任研究員》 |
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税込価格 | 1,430円(本体価格1,300円) |
内容 | 日本の熱きサラリーマンが活躍した高度経済成長期に誕生した「ビジネス書」ベストセラーを解読。当時の人間社会の深層心理を読みとる! |
日本の書店にビジネス書が所狭しと並ぶようになったのはなぜだろう――世界的に稀有な時代とされる日本の高度経済成長期を象徴するベストセラーを足がかりとして、「本」と「人間」の関係性を独自の視点で洞察したのが本書です。日本人にとって「ビジネス書」とはどんな存在だったのか。本書では、明治以降からそのおおまかな流れを示しつつ、戦後初のビジネス書ベストセラーとなった坂本藤良の『経営学入門』(1958年)を手始めに、岩田一男『英語に強くなる本』、林髞『頭のよくなる本』、盛田昭夫『学歴無用論』、藤田田『ユダヤの商法』、松下幸之助『物の見方・考え方』、梅棹忠夫『知的生産の技術』といった本を分析しています。「ビジネス書」と呼ばれる、高度成長期の日本のサラリーマンの知的武装に大いに寄与した本が「なぜ売れたか、なぜ広く読まれたか」を洞察することで、「日本人」という存在の行動意識や行動心理がきっと見えてくるはずです。
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