書籍

- 発売日
- 2012年04月13日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-80394-4
防衛戦略とは何か
著者 | 西村繁樹著 《防衛大学校教授(2012年3月退官)》 |
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主な著作 | 『「戦略」の強化書』(芙蓉書房出版) |
税込価格 | 792円(本体価格720円) |
内容 | 戦略幕僚として防衛戦略を起案してきた著者が、半ば回顧録として世に問う日本の防衛戦略の本質。安全保障論議に一石を投じる。 |
1980年代に日本の自衛隊が策定した「北方重視・前方対処」戦略は、米ソ冷戦を終結させるうえで絶大な効果を発揮した。世界の軍事史に残る、この「金字塔」を構想・実現した人物こそ、本書の著者・西村繁樹その人である。
本書は、留学先の米国で圧倒的な研究水準の差に悶々とした日々に始まって、「ノルディック・アナロジー」を発案して一躍注目を浴び、帰国して防衛庁内部のさまざまな障害を乗り越えて「防衛力整備計画」に結実させ、世界から高い評価を得るまでの回顧録。1980年代に大成功を収めた日米同盟を実質的に下支えした、元陸上自衛隊1等陸佐の「知的高度さ」が手に取るように分かる好著。
戦後日本に欠落している「戦略的思考」とはどのようなものか。日米防衛協力の「隠された成功物語」とは。防衛戦略の分野で見事に世界水準を突破したモデル・ケースとして、社会の各分野で「戦略幕僚」を務める読者にとって得るものは大きい。
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