書籍

- 発売日
- 2015年05月15日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-82541-0
こんなに脆い中国共産党
現実味のある三つの崩壊シナリオ
著者 | 日暮高則著 《ジャーナリスト》 |
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主な著作 | 『沖縄を狙う中国の野心』(祥伝社新書) |
税込価格 | 880円(本体価格800円) |
内容 | 環境問題、香港やウイグル、不動産バブル――中国の問題は数々あるが、共産党が最も恐れているのは、軍を中心としたクーデター。 |
大衆の民主化要求、宗教団体の弾圧、限界に近づきつつある格差問題……。中国共産党政権が抱えるさまざまな問題で党内対立が激化し、権力闘争へと発展したとき、クーデター勃発が現実味を帯びてくる。党中央各派がそれぞれ支持する集団軍と結託し対峙した場合、今の中国には鄧小平のように「一言堂(鶴の一声)」でケリがつけられるカリスマ的指導者はいないからだ。かつて自分を権力の座に押し上げてくれた江沢民と対立するなど、習近平の権力基盤は脆弱だ。実際に、簿煕来、周永康、令計画、徐才厚の「新四人組」がクーデター計画を練っていたとされる。現代史の事例を考えても、政治的変革が起こる可能性は十分にあると言えよう。時事通信社記者を務めたのち、現在はアジア問題ジャーナリストとして活躍する著者が、政権を揺るがしかねない数多くの問題を整理して報告し、共産党政権崩壊のシナリオを描く。
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