家族連写
発売日
2015年08月31日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-82626-4

家族連写

著者 森浩美著 《作詞家、小説家》
主な著作 『家族の言い訳』『家族往来』『家族の見える場所』(以上双葉社)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 あの日の父と同じ歳になった。あの日の父の想いが理解できた――。稀代の作詞家・森浩美が綴る人生の滋味に溢れた「家族小説」短篇集。



 あと何回、親に会えるか、数えたことありますか?

 ◎交際中の彼女は「家庭を持つことに興味がない」という。そんな彼女が、僕の家族を目の当たりにして……。――「しあわせやあ」

 ◎そのタワーから願い事を書いた紙ヒコーキを飛ばすと、願いが叶うという。亡き母が紙ヒコーキに書き残していた願いとは。――「紙ヒコーキ飛んだ」

 ……ほか、あなたの心に残る“大切な一枚”が思い起こされる8つの物語を収録。

 嬉しいとき、哀しいとき……。楽しいとき、悔しいとき……。

 あの日、あの時の、切れ切れのように思えたワン・シーンは、いつしか連なり、あなたの人生を歩みつづける「力」になる!

 読めば、故郷の親に電話がしたくなる“家族小説”の決定版。