書籍
- 発売日
- 2016年11月15日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-83225-8
「やさしさ」過剰社会
人を傷つけてはいけないのか
著者 | 榎本博明著 《MP人間科学研究所代表》 |
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主な著作 | 『「上からの目線」の構造』(日経プレミアシリーズ) |
税込価格 | 880円(本体価格800円) |
内容 | 本音で話せない友達、叱れない親、部下が傷つくのを恐れる上司……表面的なやさしさが蔓延する時代に、本物のやさしさとは何かを問う。 |
ある大学生は、自分の友だちに深刻な悩みごとは相談できないという。「友だちにそんな重たい話をして、負担をかけたくない」。しかしそんなに気を遣う関係が、友人関係と言えるのか。目を転じれば、子どもを叱れない親、部下を注意できない上司が世に溢れており、人を傷つけてはいけないという風潮があるようだが、背景には「子どもに嫌われたくない」「部下に訴えられたくない」といった思惑があるのではないだろうか。
上っ面のやさしさが主流になり、あえて厳しいことも言う本物のやさしさが疎まれてしまう時代。日本古来の「間柄の文化」にも言及しながら、ベストセラー『「上から目線」の構造』を著した心理学者が現代の「やさしさ」を分析する。
【目次より】
●人の気持ちを傷つけない人はやさしいのか?
●聞き分けのいい母親より、厳しい母親でありたいと思う人は一二%
●アドバイスを受けてムカつく部下
●気遣いをさりげなく伝えるやさしさ etc.
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