「憧れ」の思想
発売日
2017年01月20日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-83419-1

「憧れ」の思想

著者 執行草舟著 《実業家、著述家、歌人》
主な著作 『生くる』『友よ』『根源へ』(以上講談社)
税込価格 2,200円(本体価格2,000円)
内容 人間の本質は、「憧れ」に向かって生命を燃焼させることにある! 著者の人生哲学の集大成ともいうべき、比類なき思想書。



 本書にしたためられた著者・執行草舟氏の思想は気高く、また悲しい。我々はこの本の中に、自己の「生命の燃焼」を見出すに違いない。

 【序文より抜粋】憧れには、人間の実存のすべてがある。人間とは、憧れのゆえに生き憧れのゆえに死する存在なのだ。憧れは、燃えさかる悲しみである。つまり、それは、我々人間が生きるための本源的躍動ということに他ならない。人間が生き、そして人間が死ぬ。それは憧れのもとに行なわれなければならない。憧れのない生命は、人間の生命ではない。人間の尊厳とは、この憧れの中に存しているのだ。私は、本書においてそれを語りたい。自分の生命にある生きた幸福と不幸を語りたいのだ。

 【目次】
●第一部「垂直を仰ぐ」 
●第二部「不合理を愛する」 
●第三部「革命に生きる」 
●第四部「書物を食らう」