書籍
- 発売日
- 2018年01月15日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-83766-6
物流は世界史をどう変えたのか
著者 | 玉木俊明著 《京都産業大学経済学部教授》 |
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主な著作 | 『先生も知らない世界史』(日経プレミアシリーズ) |
税込価格 | 946円(本体価格860円) |
内容 | 歴史を動かすファクターとして「物流」はきわめて重要ながら、なぜか語られる機会は少ない。漢の興隆やイギリスの覇権の本質に迫る。 |
国力を左右する主な要因は軍事力や工業力、あるいは人口だと考えられることが多い。だが多くの識者にとって盲点となっている重要なファクターが一つある。「物流」である。漢の武帝はヨーロッパに先駆けて、物流に国家が介入するシステムを構築して財政を安定させた。オランダはバルト海地方から輸入した穀物を、食料不足にあえいでいた欧州各地に運搬することで覇権国家となり、イギリスではクロムウェルが航海法を制定したことがパクス・ブリタニカ(イギリスの平和)の要因となった。さらにヴァイキングを駆逐したハンザ商人から、社会主義国家の決定的な弱点まで、経済史研究の俊英が平明に語る。
【内容例】■フェニキア人なくしてローマ帝国はなかった/■イスラーム王朝はいかにして国力を蓄積したのか/■国家なき民は世界史をどう変えたのか――アルメニア人、セファルディム/■アメリカの「海上のフロンティア」とは
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